看護師長を目指すために必要なこと

看護師長を目指すために必要なこと

看護師長を目指すにあたって、押さえておくべきポイントを紹介していきます。まずは、看護師長に求められるスキルを知り、ステップアップに向けた準備を整えていきましょう。看護師を取りまとめるポジションのため、一般の看護師とは異なるスキルが求められます。また、看護主任になるまでの流れを把握しておきましょう。一般の看護師から急に看護師長になることはなく、いくつかの手順を踏みながら多くの経験を積んでいく必要があります。

  • 求められるスキル

    看護師長には現場を取りまとめるためのリーダーシップ能力が求められます。アメリカの経済学者が提唱するモデルによれば、リーダーシップ能力は3つのスキルから構成されており、それが「専門的能力」「対人的能力」「概念化能力」です。これらのスキルをバランスよく備えることで、看護師長として活躍できます。また、現場で求められるスキルとして代表的なものは、冷静な判断力や豊富な経験値、そしてコミュニケーションスキルなどが挙げられます。

  • 最終的には看護部長が目標

    看護師長は病院に勤める看護師にとって指標となるポジションですが、そのさらに上の役職がここで紹介する看護部長です。看護部の代表として経営に関わるポジションのため、財務や会計などの知識が求められます。現場の意見と経営側の考えをすり合わせたうえで計画書を作成するなど、マネジメント業務が主です。責任が非常に大きい役職ですが、その分基本給は高く管理職手当も大幅に増加するので、多くの収入を得ることができます。

  • 一般⇒主任⇒師長へとステップアップ

    一般の看護師から看護師長を目指す場合、まずは看護主任というポジションで管理職としての経験を積む必要があります。看護主任としてチーム作りを学び、責任感を持って業務に取り組むことで看護師長としての資質が備わっていきます。また、管理職向けの研修があるので、これに参加して認定資格を取るのも有効な方法です。ただし、職場によって昇進の経緯が異なるので、自分の職場がどうなっているのかを今一度確認しておきましょう。

看護師長になるためには

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